私の三段峡物語
[第2部]
第2回目の挑戦は、1995年11月23日〜24日。今回は、実家から車で行くことにした。姫路東から山陽自動車道にのり、一路広島へ。途中、三原市の北部にある昇雲の滝に寄った。この滝は、落差80mもあり周囲の緑と紅葉にマッチして、とてもきれいだった。
広島市内に入り、「戦後50年」ということもあり平和公園を訪ねることにした。この日は、祝日だったため園内をたくさんの人が訪れていた。山のようにおかれた千羽鶴がすごく印象的でした。
その日は、岩国まで行きそこで泊まった。再び、錦帯橋に行くために・・・
というのも、その頃「ネスカフェゴールドブレンド」のCMできれいな紅葉と共に映っている錦帯橋の映像が流れていた。「こりゃ、見に行くしかない!」なんて思いながら、次の日の朝、錦帯橋を訪れた。すると、ない!周りに紅葉はあるけど、橋のそばに紅葉なんて、ないやん!結局、CMは合成された映像だったんだけど、そんなのがなくても錦帯橋はやっぱりきれいだった。
昼前に岩国を出発して、一路三段峡へ。
岩国から国道186号線で北上していくと、さっきまで快晴だった天気がだんだんと雲行きが怪しくなってきた。雲がだんだんと厚くなり、気がつくと雪がちらついてきた。途中に「魅惑の里」なる看板があり、ネーミングに惹かれて行ってしまった。キャンプ場やバーベキューコーナーがあったが、さすがにこんなに雪が降ってれば人陰はなかった。”雪”がなければすごく良さそうな場所なのに・・・

をいをい!聞いてへんでぇ。Part 2
まあ、三段峡は大丈夫やろう、なんて思いながら中国道の「吉和」インターにやってきた。すると、「雪のため、通行止め」。そんなぁ。
仕方なく、そのまま国道186号を行くことになった。中国道戸河内インターの近くにある道の駅「来夢とごうち」で休憩をして、その先にあるガソリンスタンドでガソリンを入れた。そこのおばちゃんに「益田に抜けるの?」と聞かれた。「いいえ、三段峡までです。」と答えるとこの先は、雪がすごいためチェーンを付けないと通れないとのことだった。まだ、11月なのに・・・ まあ、行けるところまで行こう。
去年行った三段峡駅に着いた。何だ、前ほど雪はないじゃん、なんて思いながら駐車場に車をおいて、遊歩道を進んだ。途中「姉妹滝」などがあった。去年雪崩のために決壊していた遊歩道は、まだ修復されていなかった。二段滝に行くための渡し船は、10/31で営業を終了していた。仕方なく三段滝に行こうと思ったが、この渡船場から、6kmくらいあったため、いったん駐車場に戻ってから、車で三段滝の裏側に行くことにした。これが、運命の分かれ道になろうとわ・・・
国道191号線を進んでいくと、途中にスキー場があり「本日(11/24)から営業開始」という看板が出ていた。雪は降っていたが、路肩に雪が積もっているくらいで路面に積もってなかったので、あまり気にせずに70km/hくらいのスピードで走っていた。すると、峠を越えたとたん、路面に雪が積もっているでわないか!下り坂の先が左にカーブをしていて、「こんなに積もってたら、あのカーブは曲がれない」と思い、何を思ったか急ブレーキを踏んでしまった。その瞬間、車はスリップしてしまった。あんなに怖い思いをしたことはなかった。「こりゃ、死んだな。」って数秒間の間に思った。ハンドルが効かなかったが、数十メートル滑って車は止まった。体中がしびれてしまって、それからしばらく何があったか覚えていない。
結局、三段峡を満足に見れないままこの場所を後にした。その日は、三次のビジネスホテルに泊まり、次の日は南に下ることにした。
翌日、国道184号線を南下すると、途中に「品の滝」と呼ばれる滝があった。ここには、「一の滝」、「二の滝」、「三の滝」という3つ滝があって、ちょっとしたハイキングになった。

一の滝 二の滝 三の滝
というわけで、今回も三段峡の全貌を見ることなく広島を後にしたのだった。
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