那智の滝物語
'98年12月も押し迫った29日に那智の滝を見に行ってきた。
ここに行くと決めたのは、その前日の昼間に会社で仕事してるときにふと「行くゾッ!」と思い立っただった。
京都8時35分発の「オーシャンアロー5号」に乗り込み、いざ紀伊勝浦へ。指定席を押さえられたら良かったのだけど、前日の段階ですでに満席だったため、自由席を狙うことにした。いつも、会社に行く時間よりも30分も早く出発して、京都駅に向かったのでした。(仕事も、それくらい一生懸命すればいいのにねぇ・・・)
電車は、途中新大阪、天王寺などでお客さんを乗せて、和歌山へ向かうのでした。年末の時期ということもあり、天王寺を出る頃には、自由席の通路も人でいっぱいになってしまった。座れて良かった(^O^)
<紀伊勝浦駅到着>
電車に揺られること約4時間で、紀伊勝浦駅に到着した。この電車は振り子電車だったので、すごく揺れたせいもあって、着く頃には少し気分が悪くなってしまった。駅を降りてすぐの熊野交通バスの案内所に行き、那智の滝へ行くバスの時間を確認すると、15分後にあった。それに乗れば良かったのだが、「ここで昼御飯を食べ損ねるといつものパターンで食いっぱぐれる可能性があるナァ」と思い、そのバスを諦めて、近くの食堂を探すことにした。とはいえ、少し気分が悪い状態だったため、うどんを頼もうとメニューを見ていると、「まぐろうどん」なるものがあるでわないか!「これ、ビンゴ!」と心の中で叫んで、注文をした。出てきたのは、うどんの上にまぐろの刺身がのっているもの。これって、別々の方がいいような気もしたんだけど、”まぐろ””うどん”の単体は、大変美味しかった(^O^)
食べ終わってから、バスの時間までは40分近くあったため、近くを散策することにした。10分ほど歩くと港に到着した。岩壁に近付いて海をのぞき込んでみると、小さい魚がいっぱい泳いでいるのが見えた。あとで絵葉書を出すつもりだったため、近くの郵便局に行って50円切手を買った。10分ほど港のベンチで腰を下ろしてボーとしてから、再びバス乗り場に戻ることにした。次のバスの時間が13時50分。滝までが、約30分。帰りの電車は16時発だったので、それまでに戻ってこようと思うと、帰りのバスの時間は、14時55分。ていうことは、実質30分くらいしか時間がないということか。
案内所で、「滝のすぐ上にある熊野那智大社に参拝してから、徒歩で滝に行かれるコースがお勧めですよ。」なんて言われたため、その甘い言葉にのせられて、先に熊野那智大社へ。
<熊野那智大社>
ここに到着したのが14時25分。まず、しなければならないのは、時間配分を考えること。どう考えても、ここにかけられる時間は10分少々。頑張るゾッ、とばかり石段を登り始めたはいいが、いくら登っても本殿に到着しないでわないか!まさか、こんなに長い石段が続いているとは思ってもみなかったため、一番上に着いたときには死ぬかと思った(笑)結局500段ほどの石段を5分で登ったことになる。私ってアホちゃうか・・・。
熊野那智大社は、昔から熊野大宮大社、熊野速玉大社とともに熊野三山のひとつとしてして、熊野詣での人々のあこがれだったそうだ。ここは、もともと大滝を神聖なものとする多くの修験者が滝籠もりや、山籠もりの修行の地として那智の滝に集まるようになり、しだいに堂社が整えられるようになったそうです。
大急ぎで参拝して、また駆け足で階段を下りたのだった。
<那智の滝>
熊野那智大社の長い階段を下りきったのが、15時35分。速歩きで滝の方に歩くこと5分。やっと、滝に会える!と思いきや、再び石段が・・・。幸いなことに、今回は下りであるのと、段数が100段ほどだったので助かったぁ。
落差133mの滝は、水量も豊富で、壮大な眺めだった。取りあえず滝を写真に収め、ゆっくりと滝を鑑賞することに・・・、のはずであったが、バスの時間が気になって仕方なかったため、鑑賞もそこそこにバス停に戻ることにした。
<帰途に・・・>
無事帰りのバスにも座れ、30分ほど揺られて紀伊勝浦駅に到着した。
電車の時間までに、絵葉書と梅ワインと「みかんのヨーグルトムース」と夕食の「まぐろのステーキ弁当」を買い、時間いっぱいまで絵葉書を1枚だけ書いた。いろいろな想いを込めながら・・・
後日、梅ワインとムースを食べてみた感想は、ワインも美味しかったのだが、ムースは絶品!これは、駅のKioskにしか売っていなかったため、もし行かれることがあれば一度買って食べてみることをお勧めします。
近畿の滝へ
Copyright (C) 1998 Kazuyoshi Nakajima